2011.09.23 Friday
もんも、長寿記念の表彰を受ける。
先日、実家から嬉しいお知らせがありました。
うちには、なんと黒猫が5匹も一緒に暮らしているのですが、
その中の “ボス” でもある「もんも」が、
長寿猫として、名古屋市から表彰されました!!
動物嫌いの人からしたら、
全く意味のわからない催しかもしれませんが、
私たち猫好きは、猫を家族だと思っているので、
名古屋市、なんてイキなんだ!! と感動しました。
もんもは本名を「百姫(ももひめ」と言います。
雑種の迷い猫で、まだ手のひらに乗るくらいの小さい頃
玄関の前で、「ピャー!ピャー!」と泣いていました。
兄が抱き上げると、「絶対にこの人間から離れるものか!!」と
言わんばかりに、両手両足をいっぱいに広げて
兄のTシャツにしがみついていました。
汚くて黒くて小さいその姿は、コウモリみたいで、
ちょっと異様なイキモノでした。
当時家には既に、「寅次郎」という猫が居たので、
2匹も飼うのは厳しいし、
猫ってナーバスだから、どちらかが病気になったり
出て行ってしまったりするという話も聞き、
家族会議の結果、断腸の思いで、
そのコウモリみたいな子猫はお庭に放すことにしたのでした。
でもその子は、
『絶対に、絶対にこのお家にもらってもらわないと
ワタシは生きていけない!』 と思ったのか、
一晩中、窓のそばを離れず「ピャー!ピャー!」と
泣き続けたのでした。
・・・と、そんな姿に原家は根負け。
彼女は「もんも」という名前をもらって、
家族になりました。
そんなもんもも、なんと今年で18歳!!(びっくり!)
もう、おばあちゃん。「もののけ」の風格です。
色素もだいぶ落ち、黒猫というか茶猫になりつつある彼女ですが、
それでも我が家にとっては、いつまでもかわいい「もんも」。
表彰なんかされちゃってさ! よかったね☆
せっかくだから二十歳まで、長生きしなさいね〜、もんも。