2011.12.29 Thursday
ぶらぶら今年のマイベスト
昨日、「ぶらぶら美術・博物館」(BS日テレ)が
記念すべき第50回の放送でした。
ちょうど年末で、2011年を振り返る内容でしたが、
(昨日のオンエアの詳細はコチラ)
せっかくなので、私も勝手にマイベストを選んでみました♪
第5位
三岸節子さんの自画像です。
暗闇の中にふわっと浮かんだ表情がとっても印象的で、
ぜひ他の作品も見てみたいと思える、魅力的な方でした。
第4位
#37 竹久夢二美術館 の 夢二式美人 たち!
作品はもちろん、彼のモテ(?)人生のエピソードも
とても面白かったです。
夢二本人に会ってみたかったなぁ。
第3位
ムーランルージュのポスターです。
ロートレックは、中学の美術で習った時から
かっこいいなぁーとは思っていましたが・・・ここまでとは!!
踊り子たちを描いた「Elles」シリーズも、よかったですねぇ。
第2位
東州斎写楽の役者絵です。
オンエアで山下先生もおっしゃっていましたが、
デフォルメの仕方が、すごいっ!
ものすっごい吸引力がありますよね。錦絵ってカッコイイ!!
そして第1位は・・・・
ブゥワサーーー!!!
#33 江戸東京博物館「五百羅漢図」のこの地獄のワンシーンです。
もしかしたら、イラストを描くのが
一番大変だったから(笑)かもしれませんが!!
“羅漢”の世界もとても面白かったのですし、
一信の、描き抜いて!生き抜いた!という人生が
凄まじかったので、第一位です。
・・・と、あまり深く考えず、
(考えてしまうと迷うので・・)
心に残った物をチョイスしてみましたところ、
ほとんどが日本画!ということにびっくり。
(しかも題材がほぼ女性…。)
やっぱり、イラスト的な見方をしているのかなぁ〜。
せっかく山田五郎さんの解説で見ているのに
これではもったいないっ。 と思いまして
“西洋美術縛り”で心に残ったものを選びますと、、、
これです。
セザンヌの自画像です。
ぶらぶら内での、おぎやはぎさんや紗世さんと同じく
五郎さんのお話をずっと聞いていたら
なんとなく、セザンヌのかっこよさが解って来たような・・・!?!?
私は特に、この自画像をイラスト化した時に、
ゴリっとしたタッチのかっこよさを感じました。
皆さんは、どの作品が心に響きましたか?
私は、絵を仕事にしている割には、
絵画に関しては全くの素人ですので、
難しいことは全く語れませんが・・・
ぶらぶらのおかげで、
いろんな画家の『人生』を知る事ができて、本当に面白いです。
激動の人生を見ていると、イラストレーターの私でも、
じっくりと大作に向き合ってみたくなります。
さて、来年のぶらぶらは、どこへ行くのかな〜。
2012年もお仕事、楽しみにしています♪